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■TOY-BOX_玩具箱■
性別:人形のため概念がないが、製造時には少年と設定
身長:83cm
体重:13kg
年齢:200年以上動いている
好き:絵本、きらきら光るもの
苦手:海
「僕の名前はTOY-BOX 玩具箱。
僕の中にはたくさんの物語が詰まっているの。」
「きらきら光るお空の星よ……王子様が笑ってるいるわ。」
遠いとおい西洋から海をわたり、
大日本帝国のお屋敷の女の子にあてがわれた絡繰人形。
まだ「魔法」という可能性のかけらが残っていた時代に
作られた人形は発条を巻かれることで目を覚まし、
砂糖菓子のような甘い声で物語を語り、歌う。
少女と人形はいつも一緒だったが、
やがて淑女に成長した彼女に人形は必要なかった。
外の世界にこそ、物語はあふれているのだ。
そうして彼女が海の向こうへ行ってしまった後、
人形の発条が巻かれることはなかった。
あなたと出会い、発条を巻かれることを待っている。
眠ること、涙を流すことができない。
心の底で、人間という記憶媒体もとい物語の結晶を
自身の持つ本に 閉じ込めてしまいたいという欲求がある。
外傷などは魔法の力で再生可能。
どんなにスクラップにされてももとに戻る。
生を持たないが、死も知らない。
物語を語る人形の発条が巻かれることがない状態を
死とするならば、 彼はずっと死んでいた。
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